長谷部誠や鎌田大地の同僚FWがレアル復帰決定も…クラブ幹部は再獲得の可能性示唆

　日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトは24日、セルビア代表FWルカ・ヨビッチがレンタル期間満了によりレアル・マドリードへ復帰することを公式発表している。

　現在23歳のヨビッチは、2019年夏にフランクフルトからレアル・マドリードへ移籍金6300万ユーロ（約80億円）により完全移籍により加入。しかし、今季はラ・リーガで4試合の出場にとどまるなど出番に恵まれず、今年1月に半年間のレンタル移籍によりフランクフルトへ復帰。ブンデスリーガでは19試合でピッチに立っていたが、4ゴール2アシストにとどまっていた。また、22日に行われた最終節・フライブルク戦ではベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。

　ヨビッチの取引においては買い取りオプションが付帯されておらず、フランクフルトは同選手がレンタル期間満了に伴い、レアル・マドリードへ復帰することを発表。ただ、周囲ではレアル・マドリードの来季構想から外れているという声が上がっている。

　一方、ドイツ紙『キッカー』が伝えるところによると、フランクフルトの幹部はヨビッチの去就について、今後レアル・マドリード側と交渉する可能性を示唆するコメントを残している。一旦レアル・マドリードへ戻ったヨビッチだが、場合によっては来季もブンデスリーガの舞台でプレーするかもしれない。