
パリ・サンジェルマン(PSG)のナーセル・アル=ヘライフィー会長は、レアル・マドリード移籍が噂されるフランス代表FWキリアン・ムバッペの引き留めに自信を持っているようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ムバッペは2017年夏にモナコからPSGへ加入。ブラジル代表FWネイマールやアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、イタリア代表FWモイーズ・キーンらとともに強力な攻撃陣を形成し、今季は公式戦47試合に出場し42ゴール11アシストをマーク。また、2018年にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップ・ロシア大会で好パフォーマンスを発揮し優勝に大きく貢献していた。
ムバッペとPSGの現行契約は2022年6月で満了を迎えるが、両者は現時点で契約延長の合意に至っていない。その中、レアル・マドリードは同選手獲得の資金確保へ日本代表MF久保建英やセルビア代表FWルカ・ヨビッチなど数名を放出する可能性が伝えられている。
一方、PSG首脳陣は選手サイドに対して4年契約を提示したと、今月下旬にフランスメディア『RMC Sport』が報道。また、ムバッペ本人は自身の去就についてEURO2020終了後に決断を下すものとみられる。
PSGのアル=ヘライフィー会長は23日に行われたリーグアン最終節・スタッド・ブレスト戦後のメディアインタビューで、ムバッペの去就について問われると「キリアンはPSGの選手だし、これからもPSGの選手であり続ける。何も心配していない。彼はまだ契約を残しているし、ここに残ることを望んでいるはずだ」とコメントを残している。
なお、PSGはすでにアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアやブラジル代表FWネイマールと新契約締結に至っている。
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