オリンピック・マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹が今季限りで同クラブ退団を明言している。
酒井は2016年夏にハノーファーからマルセイユへ完全移籍。加入初年度からレギュラーポジションを掴み取ると、在籍5年間で公式戦通算184試合に出場して2ゴール13アシストの成績を収めていたが、自身のインスタグラムでチームを去ることを表明した。
「マルセイユファンの皆様へ。今シーズンを最後にヨーロッパを離れ、マルセイユでの夢に終止符を打つと決意しました。僕がマルセイユに来たとき、ここがヨーロッパ最後のクラブになると決めていましたし、その考えは変わっていません」
「184試合に出場し、常にこの美しいシャツのために自分のすべてを捧げてきました。幸せなときも、悲しいときも、一生の宝物です。家族も僕もここが大好きです。いつか満員のスタッド・べロドロームでお会いできることを楽しみにしています。マルセイユの未来に、サンパオリ監督のもとでできる限りの成功を願い、改めて感謝とサヨナラを伝えます」
なお、今夏に開催予定の東京オリンピックU-24日本代表のオーバーエイジとして招集された酒井の新天地に関して浦和レッズが獲得に乗り出すと伝えられている。
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