ラ・リーガ レアル・マドリード

逆転優勝目指すレアル、アザールが負傷も守備陣の主力2選手が復帰!

レアル・マドリードのエデン・アザール 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールは、22日に開催予定のラ・リーガ最終節・ビジャレアル戦を欠場することが確定した。21日、クラブ公式がこれを伝えている。

 現在30歳のアザールは、今季も右脚の筋肉に問題を抱えたことにより開幕から出遅れると、新型コロナウイルス陽性判定による隔離などもあり、ここまで公式戦21試合の出場にとどまっている。また、今年2月上旬のトレーニング中に左大腿筋を負傷したことにより戦線離脱。今年3月中旬には一度復帰していたものの、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のアタランタ戦2ndレグ前に再び戦列を離れていたが、今月1日の第34節・オサスナ戦でおよそ3ヶ月ぶりに先発出場を果たしていた。

 同選手は今月の公式戦ではここまで全試合でピッチに立っていた。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督はビジャレアル戦の前日記者会見で「彼は(コンディション面で)そこまで深刻ではないけど問題を抱えた。(再離脱の)リスクを冒したくない。なので、明日の試合で彼を起用することはできない」とコメント。ビジャレアル戦の招集メンバーから外れている。

 くわえて、この一戦ではドイツ代表MFトニ・クロースが新型コロナウイルス陽性となったことにより欠場が確定。一方、今週から全体トレーニングに復帰したフランス代表DFラファエル・バランや、今月5日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝チェルシー戦2ndレグ数日後に左足半腱様筋の腱症により離脱していたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがメンバー入りしている。

 なお、レアル・マドリードは最終節のみを残して首位アトレティコ・マドリードから2ポイント差をつけられている。アザールやクロースの不在は痛いが、守備陣の主力復帰は大きなプラス材料となりそうだ。