タイサッカー協会(FAT)は19日、横浜F・マリノスに所属するDFティーラトン・ブンマタンが来月開催予定のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選兼AFCアジアカップ予選の招集を辞退したことを公式発表している。
タイ代表はグループGでベトナム、マレーシア、UAE、インドネシアと対戦。ここまで5試合を終えて2勝2分1敗としており、首位のベトナムから3ポイント差となっている。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年3月に予定されていた公式戦が延期。来月4日からおよそ2週間にわたってUAEで集中開催することが決まっている。
しかし、UAEでの集中開催により、ティーラトンは現地で14日間にわたる待機期間を余儀なくされることから、代表チーム合流を断念している。
なお、タイ代表は来月4日にグループ最下位のインドネシアと激突。その後はUAE、マレーシアとの対戦を控えている。カタールW杯最終予選進出を目指す中、主力であるティーラトンを欠くことは、タイ代表にとって大きな痛手となりそうだ。
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