レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマは、EURO2020本大会でフランス代表に復帰することが正式に決定した。18日、フランスサッカー連盟(FFF)が伝えている。
ベンゼマは2007年にフランス代表でのデビューを果たすと、EUROに2度出場。2014年にはFIFAワールドカップ・ブラジル大会の舞台にも立っていた。しかし、2015年にフランス代表で同僚の関係にあったMFマテュー・バルブエナを恐喝したとして逮捕されて以降、代表には招集されていない。
一方、レアル・マドリードでは不動のストライカーとしてUEFAチャンピオンズリーグ3連覇など数多くのタイトルを獲得。直近5シーズンにわたって高いレベルでのパフォーマンスを維持しており、今季も公式戦42試合で先発出場し29ゴール8アシストをマーク。引き続きジネディーヌ・ジダン監督から厚い信頼を寄せられている。
レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長や元アーセナル指揮官のアーセン・ベンゲル氏をはじめ、周囲からはベンゼマの代表復帰を望む声があがっていた。
その中、フランス代表のディディエ・デシャン監督がベンゼマをEURO2020のメンバーに選出する可能性があると今週にフランス紙『レキップ』が報じると、18日に発表されたEURO本大会のメンバー26名に同選手の名前が含まれている。
およそ5年半ぶりとなる代表復帰を果たしたベンゼマだが、自身3度目となるEUROの舞台でどのようなパフォーマンスを披露するのか多くのファンが楽しみにしているはずだ。
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