バルセロナのロナルド・クーマン監督は、スペイン代表MFペドリに一足早く休養期間を与えたようだ。17日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ペドリは昨夏にUDラス・パルマスへのレンタル期間を終えてバルセロナに復帰。今季は公式戦40試合で先発メンバーに名を連ねるなど、中盤に必要不可欠な存在としてクーマン監督から絶大な信頼を寄せられている。また、今年3月のインターナショナルマッチウィーク期間では18歳ながらスペインA代表に初めて招集されるなど、国内外で注目を集めている。
一方でバルセロナは今季終盤にかけてアトレティコ・マドリードやレアル・マドリードとリーグタイトル争いを繰り広げていた。しかし、16日に行われた第37節・セルタ戦で逆転負けを喫すると、首位アトレティコ・マドリードと4ポイント差となり、最終節を残してラ・リーガ優勝の可能性が消滅している。
ペドリは今季のリーグ戦全試合でピッチに立っているが、クーマン監督は22日に開催予定の最終節・エイバル戦で同選手を招集しない方針を固めている模様。スペイン代表のメンバーはまだ公式発表されていないが、EURO2020出場メンバー選出に備えて早めの休養を与えたようだ。
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