ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールはユベントス移籍の噂が飛び交う中、自身の去就について言及した。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
チャルハノールとミランの現行契約は今年6月に満了を迎える。両者は複数回にわたり会談を行っているが、クラブの年俸提示額が年俸500万ユーロ(約6億3000万円)という選手サイドの要求を満たしていないことから、合意に至っていない。
また、同選手の代理人は先月中旬メディアインタビューに応じた際にあくまでもミラン残留が最優先であることを明言。しかし、ユベントスが年俸500万ユーロのオファーを提示したことにより、チャルハノールが今夏ユベントス加入に近づいていると伝えられていた。
その中、チャルハノールは16日に行われたセリエA第37節・カリアリ戦で先発出場。試合後のメディアインタビューで去就について質問を受けると「これまでもそうだけど、僕はミランの一員としてチャンピオンズリーグに出場したいと言ってきた。ただ、僕の将来はチャンピオンズリーグによって左右されるものではない。ミランでプレーしていることがとても幸せだよ。シーズンが終わったら、自分の今後についてパオロ・マルディーニやリッキー・マッサーラと話し合うよ」とミラン残留が確定していないことを明かしている。
なお、ミランはカリアリ戦で勝ち点1を獲得したことにより、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を確実なものにしている。年俸の提示額を400万ユーロ(約5億3000万円)から増額して再度新契約のオファーを提示する可能性があるだけに、チャルハノールとの交渉の行方に引き続き注目が集まる。
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