ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは今月9日に行われたセリエA第35節・ユベントス戦でひざを負傷しているが、EURO2020への出場が微妙となっているようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
イブラヒモビッチは今季ここまでミランの攻撃陣をけん引する存在としてステファノ・ピオリ監督から確かな信頼を寄せている。同選手は今月9日にコンディションが万全でない中、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を争うユベントスとの直接対決に先発出場。ミランはこの試合で3-0と勝利を収めたが、同選手は後半途中に左ひざを痛めて交代を余儀なくされていた。
イブラヒモビッチの離脱期間について、一部の国内メディアは今月23日に開催予定の最終節・アタランタ戦に間に合う可能性があると伝えていた。その中、イブラヒモビッチ本人は今後の治療方法について専門医に相談した模様。現時点では保存治療、手術で選択を迫られているが、いずれにしても今季のリーグ戦残り2試合を欠場することがほぼ確実となっているようだ。また手術を行う場合にはスウェーデン代表としてEURO2020に出場することが難しくなるものとみられる。
今年3月のインターナショナルマッチウィーク期間でスウェーデン代表に復帰したが、イブラヒモビッチは自身のコンディションについて近日中に大きな決断を下すことになるだろう。
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