
ユベントスは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃す可能性がある中、解任が噂されるアンドレア・ピルロ監督を今季いっぱい続投させる決断を下したようだ。10日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ユベントスは今季からマウリツィオ・サッリにかわりアンドレア・ピルロがチームを率いているが、UEFAチャンピオンズリーグでは昨季につづきベスト16で敗退。そしてリーグ戦ではシーズン序盤から勝ち点の取りこぼしが目立ち、スクデット10連覇の可能性が消滅。現在はミラン、アタランタ、ナポリ、ラツィオと来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得へし烈な争いを繰り広げている。
その中、ユベントスは9日に行われたセリエA第35節・ミラン戦で0-3と敗戦。来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に転落している。周囲からは今季途中で監督交代を行う可能性がささやかれているが、ユベントス首脳陣は今季残り全試合をピルロ監督の手腕に託すことを決断したようだ。
なお、ユベントスはリーグ戦残り3試合でサッスオーロ、インテル、ボローニャと対戦するほか、コッパ・イタリア決勝のアタランタ戦を来週なかばに控えている。
来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合には8000万ユーロ(約105億円)の損失を抱えると伝えられる中、ピルロ監督の采配がクラブの今後の行方を左右することになりそうだ。
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