明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡は9日、今月1日にベスト電器スタジアムで行われたJ1リーグ第12節・浦和レッズ戦のビジターゴール裏における事象に関する公式声明を出している。
この一戦では試合前に浦和レッズサポーターが陣取るビジターゴール裏の席の通路で密集状態になったことを問題視する声が周囲から上がっていた。これについて、アビスパ福岡は「対戦クラブ(浦和レッズ)に対しましては、試合運営管理規定第4条17項、及び新型コロナウイルス感染症ガイドラインに基づきまして、試合当日に密回避の要請を致しておりますと共に、試合後におきましては密回避に導けなかったことから、厳重注意及び今後に向けての改善要望をしております」と浦和レッズへの対応について説明している。
また、アビスパ福岡はベスト電器スタジアムにおける立ち見席の扱いについて「メイン・バックスタンド最上段の立ち見席を除き、ゴール裏最上段の通路に立ち止まったり、物を置いての観戦・応援は、今後禁止とさせていただきます」
「また、メイン・バックスタンド最上段の立ち見席は、座席に空席がない場合にご利用いただくスペースであり、座席に空席がある場合は、最上段通路に立ち止まったり、物を置いての観戦・応援はお控えいただき、着席にてご観戦下さいますようお願いいたします」
「なお、お子さまが通路で走り回っているケースも見受けらますので、転倒や転落により大きなケガにつながる場合もございますので、保護者の皆様におかれましてはお子さまから目を離されませんよう十分お気をつけ下さい」と観戦者に対して注意喚起を行っている。
新型コロナウイルス感染拡大が収まらない中、Jリーグ各クラブでは今後もクラスターを発生させないためにも万全の感染対策を敷いた上で試合運営を行うことが求められる。
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