ユベントスのアンドレア・ピルロ監督は今季の成績次第で解任となる可能性があるが、後任候補にマッシミリアーノ・アッレグリ氏やレアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダンをはじめ3名の名前が挙がっているようだ。7日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
ユベントスは今季からマウリツィオ・サッリにかわりアンドレア・ピルロがチームを率いているが、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16で敗退。そしてリーグ戦でも序盤から勝ち点を取りこぼすと、前節でスクデット10連覇の可能性が消滅している。
ユベントスはリーグ戦5試合を残す中で勝ち点69まで積み重ねており、ミランやナポリ、アタランタ、ラツィオと来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得をかけてし烈な争いを繰り広げている。また、周囲ではチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合には、クラブ首脳陣がピルロ監督の解任に踏み切るという見方が広まっている。
その中、『トゥットスポルト』は元ユベントス指揮官のアッレグリ氏、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督、そしてナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の3名が後任候補であると主張。
ただ、ジダン監督に関しては現在1200万ユーロ（約15億9000万円）という高額年俸を受け取っていることが招へいにむけた大きな壁になると主張している。一方でガットゥーゾはナポリとの契約更新を行わず今季終了後にクラブを離れる意向をすでに固めているものとみられる。
なお、ユベントスは今月9日にミランとの直接対決に臨むほか、来週末には今季のセリエA覇者であるインテルと対戦する。コッパ・イタリア決勝・アタランタ戦も控える中、ピルロ監督の去就に注目が集まる。
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