バイエルン・ミュンヘンを今季終了後に契約満了により退団することが決まっているオーストリア代表DFダビド・アラバはレアル・マドリード移籍がほぼ確実と伝えられているが、新天地でスペイン代表DFセルヒオ・ラモスに匹敵するくらい高額な年俸を受け取るようだ。2日、スペイン紙『アス』が報じている。
ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が決まっている。
同選手の去就を巡っては、バルセロナやパリ・サンジェルマンをはじめ複数クラブが関心を寄せていたが、イギリスメディア『スカイスポーツ』は今月20日にレアル・マドリード加入が濃厚になったと報じているほか、今月中にも正式にサインを交わすものとみられる。
その中、『アス』はダビド・アラバの年俸額が1200万ユーロ(約15億8000万円)であると主張。今夏にレアル・マドリード退団が噂されるセルヒオ・ラモスが1250万ユーロ(約16億4000万円)、ベルギー代表FWエデン・アザールが1500万ユーロ(約19億7000万円)を受け取っていることから、クラブ首脳陣がダビド・アラバに対して好条件のオファーを提示したことが功を奏したという見方が広まっている。
なお、レアル・マドリードはセルヒオ・ラモスの他にも2022年6月まで契約期間を残すフランス代表DFラファエル・バランの去就が不透明となっている。
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