ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは今夏移籍の可能性がささやかれているが、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏はボルシア・ドルトムントが放出に応じない姿勢を見せていることを明かした。12日、ドイツメディア『SPORT1』が報じている。
ハーランドは昨年1月にレッドブル・ザルツブルクからドルトムントへ完全移籍により加入。今季ここまで公式戦34試合に出場して33ゴール10アシストをあげるなど、引き続き好パフォーマンスを発揮している。また、同選手はドルトムントとの契約を2024年6月まで残している。
しかし、選手サイドは先月下旬にドルトムント退団の意向を固めたという報道が飛び交うと、今月に入って同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏と父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏がバルセロナやレアル・マドリードの首脳陣と会談したことにより、ドルトムント退団が現実味を帯びているという見方が広まっている。
その中、ライオラ氏は『SPORT1』のインタビューにおいて「ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)はドルトムントがこの夏に彼の放出を望まないことを我々に明かしたし、私はクラブの方針を尊重する。だが、それに対して私が同意するわけではない。ドルトムントの考え方は非常に明確だ。ドルトムントと我々の関係は悪化していない」と語っている。
先日にはツォルクSD自らがメディアインタビューにおいてハーランドをクラブに留める姿勢を鮮明に打ち出していたが、選手サイドとの交渉の行方に今後も注目が集まる。
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