ユベントスはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとパリ・サンジェルマン(PSG)のFWマウロ・イカルディのトレードを望んでいるようだ。9日、イタリア紙『ラ・スタンパ』が伝えている。
ディバラは昨年7月に行われた昨季のセリエA第36節・サンプドリア戦で左太ももの筋肉に問題を抱えたことにより、今季は開幕戦から出遅れるとここまで公式戦10試合に先発出場にとどまっている。また、今年1月10日に行われた第17節・サッスオーロ戦で先発出場した際に再び負傷すると、左ひざの内側側副じん帯に損傷が確認されると、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦をはじめ多くの試合でベンチ外となっている。
さらに、先月末には新型コロナウイルス感染拡大の影響によりイタリア国内で夜間の外出禁止令が出ている中、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーの自宅でブラジル代表MFアルトゥールとともにパーティーを行っており、クラブから罰金処分が科せられており、周囲ではこの一件で同選手とユベントス首脳陣の関係が悪化したという見方が広まっている。
ユベントスはディバラとの契約期間を2022年6月まで残しているが、直近数カ月にわたり選手サイドと首脳陣はコンタクトをとっていない模様。また、ユベントスはすでにPSGに対してコンタクトをとっているほか、イカルディの妻であるワンダ・ナラ氏と近いうちに会談を行うようだ。
なお、イカルディはアントニオ・コンテ監督の構想から外れると2019年夏にインテルからPSGへレンタルにより加わる。移籍1年目の昨季は公式戦34試合に出場して20ゴールをあげるなど本来のパフォーマンスを発揮。昨夏に4年契約を結んでPSGへの完全移籍を果たしたが、今季は度重なる負傷離脱に泣かされるとここまで公式戦19試合の出場にとどまっている。
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