明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは今夏の移籍ウィンドウでカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECに所属するブラジル人FWロマリーニョ獲得へ再び向かうかもしれない。9日、ブラジルメディア『Diario do Nordeste』が伝えている。
現在27歳のロマリーニョは2013年にプロキャリアをスタートさせると複数のブラジル国内クラブを渡り歩き、2018年8月にフォルタレーザECへ加入。2020シーズンは前線の様々なポジションをこなしながら主力としてリーグ戦で31試合に先発出場していた。
フォルタレーザECとの契約を2022年6月まで残す同選手を巡っては、先月中旬から横浜F・マリノスが800万レアル(約1億5000万円)で保有権の50%を取得するという条件でオファーを提示。クラブ間交渉を進めていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響による入国制限が大きな障壁となり、日本の移籍ウィンドウが閉鎖する今月はじめまでに合意に達しなかった。
しかし、『Diario do Nordeste』は日本の移籍ウィンドウが開く7月中旬以降に両クラブがロマリーニョに関する交渉を再度行う可能性があると主張している。なお、フォルタレーザECはクラブ間交渉において横浜F・マリノスが将来的に同選手を売却する時に資金を得るためにも保有権の30%を保持する意向を示しているようだ。
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