明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台を昨季途中に退団したMF道渕諒平は今年2月に韓国2部の忠南牙山FCに加入したが、契約解除となることが濃厚であるようだ。8日、韓国メディア『オーマイニュース』が報じている。
仙台市出身の道渕諒平はベガルタ仙台ユース、明治大学をへて2017年にヴァンフォーレ甲府に入団。プロ1年目から公式戦11試合に出場したものの、知人への暴行容疑で逮捕されるなど、ピッチ外で問題を抱えたことが大きな話題になっていた。
同選手はクラブからの出場停止処分が明けた2018シーズンに公式戦40試合に出場したが、2019年にベガルタ仙台へ完全移籍により加入。移籍1年目は公式戦34試合でピッチに立ったものの、昨年に傷害容疑により再び逮捕されていたことが判明すると、ベガルタ仙台は昨年10月に契約解除に踏み切っていた。
道渕諒平はしばらくフリーの身となっていたが、今年2月下旬に韓国2部の忠南牙山FCに加入。今年3月13日に行われたKリーグ2の第3節・釜山アイパーク戦では2ゴール1アシストをマークすると、ここまで公式戦4試合に先発出場していた。しかし、先月に市民団体が道渕諒平の解雇をクラブ首脳陣に求めるデモを行うなど、周囲では同選手の過去に犯した罪に対して厳しい声が上がっていることから、クラブ首脳陣は道渕諒平との契約を解除する方針を固めたようだ。
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