ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラにはプレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているが、一転して来季はユベントスでプレーするかもしれない。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ディバラは昨年7月に行われた昨季のセリエA第36節・サンプドリア戦で左太ももの筋肉に問題を抱えたことにより、今季は開幕戦から出遅れるとここまで公式戦10試合に先発出場にとどまっている。また、今年1月10日に行われた第17節・サッスオーロ戦で先発出場した際に再び負傷すると、左ひざの内側側副じん帯に損傷が確認されると、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦をはじめ多くの試合でベンチ外となるなど厳しい時期を迎えている。
ディバラとユベントスの現行契約は2022年6月に満了を迎えるが、今季開幕直後にユベントス首脳陣は年俸1000万ユーロ(約12億6000万円)+ボーナスという条件で新契約のオファーを提示。しかし、同選手の代理人はこれを拒否しているほか、ここにきて両者がコンタクトをとっていないものとみられる。
その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はユベントスが今年6月までに新契約のオファーを新たに提示しない場合、ディバラは今夏退団を拒否してユベントスにとどまると主張している。
なお、ユベントスのパベル・ネドベド副会長は先日のメディアインタビューにおいて同選手を今季終了後に放出する可能性があることを示唆するコメントを残していた。クラブ首脳陣と選手サイドによる駆け引きが繰り広げられる中、ディバラの去就に注目が集まる。
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