ユベントスは今夏のマーケットにおいてマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロや現在エバートンからパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタルにより加入しているイタリア代表FWモイーズ・キーンを獲得候補のトップターゲットに掲げているようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入。前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産しており、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、今季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか14試合の出場にとどまっている。
また、アグエロは今年6月にマンチェスター・シティとの現行契約が満了を迎えるがフリーで退団することが濃厚とみられ、バルセロナの他にチェルシーも関心を寄せていると伝えられている。
一方、キーンは2019年夏にユベントスからエバートンへ完全移籍。プレミアリーグでは出場機会を得られなかったが、昨夏にPSGへ1年レンタルにより加わると今季ここまで公式戦22試合に先発出場して17ゴールをあげるなど本来のパフォーマンスを取り戻している。
ユベントスはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明と伝えられているほか、現在バイエルン・ミュンヘンにレンタル移籍中のブラジル代表FWドウグラス・コスタが構想外となっている。2シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16での敗退となったこともあり、前線におけるメンバーの入れ替えが行われる可能性がささやかれる中、今後の動向に注目が集まる。
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