かつてナポリ、チェルシー、ユベントスを率いていたマウリツィオ・サッリ氏は現在フリーの身となっているが、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪クラブであるフェネルバフチェで指揮を執る可能性があるようだ。26日、トルコメディア『Ajansspor』が伝えている。
サッリ氏はチェルシーでUEFAヨーロッパリーグのタイトルを手に入れると2019年夏にユベントスの指揮官に就任。2019/20シーズンにセリエA優勝を果たしていたものの、UEFAチャンピオンズリーグではオリンピック・リヨンを前にベスト16で敗退したことから、3年契約であったもののわずか1シーズンでの解任となっていた。
サッリ氏の去就を巡っては、ナポリがジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後任としてリストアップしているほか、今夏指揮官交代を検討しているローマも招へいを狙っていると伝えられていたが、ここにきてフェネルバフチェを率いる可能性が浮上。
フェネルバフチェは今季からエロル・ブルト監督がチームを率いていたが、22日に行われた首位ベシクタシュとの直接対決でドローに終わったこともあり、今月25日に同監督の解任を公式発表。当面はエムレ・ベロゾール氏が暫定的に指揮を執ることが決定しているが、クラブ首脳陣はすでにサッリ氏の代理人とコンタクトをとっている模様。また、両者は来週にも交渉を行うものとみられ、周囲では近日中にも監督就任で合意に達するという見方が広まっているようだ。
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