アーセナルは今夏にバルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを獲得するかもしれないが、現在レアル・マドリードからレンタルで加入しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの去就次第であるようだ。22日、イギリスメディア『デイリーエクスプレス』が報じている。
コウチーニョは2013年からリバプールに在籍していたが、2018年1月に1億2000万ユーロ(約163億円)という巨額の移籍金を伴いバルセロナへ加入している。しかし、バルセロナでは本来のパフォーマンスを発揮できず、昨季はバイエルン・ミュンヘンへ1年レンタルにより加入。そして昨夏にバルセロナへ復帰しているが、昨年末に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で左ひざの外側半月板を負傷したことにより現在は戦列を離れている。
一方、アーセナルは今年1月にレアル・マドリードからウーデゴールを今年6月までのレンタルにより獲得。ミケル・アルテタ監督は同選手のパフォーマンスを高く評価しておりウーデゴール本人もアーセナル残留を望んでいるが、レアル・マドリードとの取引において買い取りオプションは付帯されていない。
ウーデゴールの去就に注目が集まる中、『デイリーエクスプレス』は同選手がレアル・マドリードに復帰する場合にはコウチーニョの獲得に動く可能性があると主張。ただ、コウチーニョはバルセロナとの契約期間を2023年6月まで残していることから、レンタルでの獲得が現実的であるという見方が広まっているようだ。
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