チェルシーのイタリア代表DFエメルソン・パルミエリは今夏にインテルやナポリへ加入する可能性がささやかれているが、新たにユベントスが関心を寄せていることから争奪戦に発展する可能性があるようだ。22日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
エメルソン・パルミエリは2018年1月にローマからチェルシーに加入すると、2018/19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグの優勝に貢献。しかし、昨季は公式戦18試合での先発出場にとどまると、今季はプレミアリーグでのプレー時間がわずか88分となっており、フランク・ランパード監督の構想から外れていた。チェルシーは今年1月下旬にランパード監督の解任、トーマス・トゥヘル氏の招へいを公式発表しているが、同選手は監督交代後も公式戦3試合でしかピッチに立っておらず、チーム内での立場に変化は見られない。
エメルソン・パルミエリとチェルシーの契約期間は2022年6月までとなっている中、同選手の去就を巡っては今年1月にナポリやインテルが獲得に興味を示していると伝えられていた。また、チェルシーは今月に入って2000万ユーロ(約26億円)以上のオファーが届けば放出に応じる姿勢を見せている。
その中、来季に向けてメンバーの再編を行うユベントスも同選手に関心を寄せているものとみられ、セリエAの複数クラブによる争奪戦が繰り広げられるものとみられる。
なお、エメルソン・パルミエリは今月のインターナショナルマッチウィークにおいてFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選3試合に臨むイタリア代表のメンバーに名を連ねている。
コメントランキング