明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスにブラジル人FWフェリペ・カルドーゾを買い取りオプションが付帯された1年レンタルにより獲得することが確実になったようだ。19日、ブラジルメディア『MEU PEIXAO』が報じている。
カルドーゾは2019年にサントスへ加入した後、2019シーズン途中にセアラーSCへレンタル移籍により加入。そして昨年1月にはフルミネンセへレンタルにより加わると公式戦22試合でピッチに立ったが、先発出場はわずか3試合となっており、今年2月末にレンタル期間満了となっていた。
サントスとの契約期間を2023年10月まで残しているカルドーゾの去就を巡っては、ブラジル国内のスポルチやグアラニが関心を寄せていたが、今週に入ってベガルタ仙台とサントスが交渉を始めるとベガルタ仙台が550万レアル(約1億800万円)による買い取りオプションが付いた1年レンタルという条件でオファーを提示。サントス首脳陣も19日にこれを受け入れたものとみられる。
なお、ベガルタ仙台は今冬にポルトガル3部のFCヴィゼラに在籍していたガーナ人FWエマヌエル・オッティを獲得している一方、今季開幕直後にスペイン人MFイサック・クエンカが右ひざの手術によりスペインへ帰国している。ここまでリーグ戦で勝ち点1の獲得にとどまっているベガルタ仙台が移籍市場閉鎖直前でまた新戦力を迎え入れることになりそうだ。
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