ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは11日に行われるUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16のシャフタール・ドネツク戦1stレグで復帰するか微妙であるようだ。10日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
ジェコは今季、チームの中心選手として公式戦でゲームキャプテンを任されていた。しかし、今年1月中旬に行われたコッパ・イタリアベスト16のスペツィア戦で不戦敗の責任をとる形でチームマネージャーが解任されたことを巡りパウロ・フォンセカ監督と衝突。一時はインテルへ電撃移籍する噂が飛び交ったものの、2月上旬にフォンセカ監督と和解に至っており、再び公式戦のピッチに立っている。
しかし、ジェコは25日に行われたUEFAヨーロッパリーグのベスト32・SCブラガ戦2ndレグで先発出場した際に左大腿筋を負傷すると、およそ2週間にわたる戦線離脱を余儀なくされていた。同選手は先週から個別トレーニングを行っており、10日には全体トレーニングに復帰。ただ、ホームのスタディオ・オリンピコで開催されるシャフタール・ドネツク戦1stレグに間に合うかどうかは不透明となっているようだ。
なお、ローマはDFフェデリコ・ファシオ、MFジョルダン・ベレトゥ、イタリア代表MFニコロ・ザニオーロが全体トレーニングには参加せず、個別での調整を続けており、この3選手はシャフタール・ドネツク戦でメンバー外になるもととみられる。
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