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ミラン正守護神ドンナルンマにプレミアリーグ方面から新たな関心が。チェルシーにくわえて…

ジャンルイジ・ドンナルンマ 写真提供: Gettyimages

 ミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマはプレミアリーグに舞台を移すかもしれない。9日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ドンナルンマはミランのトップチーム昇格以降、一時期は不調に陥っていた。しかし、今季ここまで公式戦34試合でフル出場を果たしており、うち9試合でクリーンシートを達成するなど正守護神としてクラブの躍進に大きく貢献している。その一方で同選手はミランとの現行契約が今年6月に満了を迎えるものの、現時点で新契約締結の合意に達していない。

 クラブ首脳陣は同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏と数度にわたり交渉を行っているが、1000万ユーロ(約12億6000万円)への年俸引き上げや契約年数の短縮、さらには契約解除条項の設定など様々な要求を突きつけられており、交渉は難航している。

 その中、先日にはチェルシーがドンナルンマの退団に備えて年俸1050万ユーロ(約13億6000万円)という巨額の年俸を用意していると伝えられていたが、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドも獲得にむけて動向を注視しているようだ。

 なお、ミランは11日にUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16の1stレグでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。タイトル獲得を目指す中、ドンナルンマはプレミアリーグ2位のクラブを相手にどのようなパフォーマンスを披露するのだろうか。