ローマはイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニとの新契約締結にむけて今シーズン終了後に会談を行うようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ペッレグリーニは2015年夏にローマの下部組織からサッスオーロに完全移籍で加わると、イタリア国内屈指の有望株に成長。ユベントスをはじめ複数クラブが関心を寄せる中、2017年夏にローマが1000万ユーロ(約12億6000万円)による買い戻し条項を行使し、2022年6月までの5年契約を結んでいた。そして復帰後は主力として出場機会を確保しており、今季もここまで公式戦32試合に出場して5ゴール7アシストをあげるなどパウロ・フォンセカ監督から厚い信頼を寄せられている。
その中、ローマは同選手の代理人と昨年12月に会談を行うなど、契約延長にむけた動きを見せているが、現行契約に盛り込まれている3000万ユーロ(約39億円)の解除条項の扱いについて議論を重ねる必要があるものとみられる。ローマのチアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)はペッレグリーニが中心選手としてクラブを支えることを強く望んでいるが、シーズン終了後に再び代理人との会談を行うことで合意したようだ。
なお、ローマは今季途中までボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがゲームキャプテンを務めていたが、チームマネージャー解任を巡ってフォンセカ監督と口論に発展したことを受けて、代わりにペッレグリーニがその役割を担っている。
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