ローマは4日、ブラジル人DFロジェール・イバニェスと新契約締結で合意に至ったことを公式発表している。
イバニェスは2019年1月にフルミネンセからアタランタへ完全移籍により加入し頭角を現すと、昨年1月からローマの一員となっている。今季はここまでリーグ戦で21試合に先発出場するなどディフェンス陣の主力としてパウロ・フォンセカ監督から信頼を寄せられていたが、筋肉に問題を抱えたことにより2月下旬以降は戦列を離れている。
同選手とローマの契約期間は2024年6月までとなっていたが、両者は1年間の契約期間延長により合意。また年俸は120万ユーロ(約15億5000万円)に引き上げられたほか、最大50万ユーロ(約6500万円)のボーナスが盛り込まれている。さらに今回の契約では新たに8000万ユーロ(約103億円)にものぼる契約解除条項が設定されたことが大きな話題を呼んでいるようだ。
なお、高額な金額を伴う契約解除条項の設定が行われた背景として、チアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)が直近数シーズンと異なり有利に移籍交渉を進めるための戦略を掲げていることがあるようだ。
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