明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡に今季から加入したブラジル人MFカウエがYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節・北海道コンサドーレ札幌戦を振り返った。4日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。
カウエはブラジル国内クラブであるサント・アンドレでプロデビューを果たすと、ポルトガル、ルーマニア、アゼルバイジャン、イスラエルのクラブを渡り歩き、2017年夏に大宮アルディージャへ完全移籍により加入。移籍1年目にはJ1リーグで14試合に出場したものの、翌2018シーズンはJ2リーグでの出場機会がなく8月にアルビレックス新潟へ加わる。アルビレックス新潟への完全移籍を果たした2019シーズンはリーグ戦35試合に出場し本来のパフォーマンスを取り戻したが、2020年1月に双方合意のもと契約解除。その後はベレネンセスSADへ昨夏に加入していたが契約解除を行うと、今年2月にアビスパ福岡への加入が決まっている。
同選手は先月28日にホームで行われたJ1リーグ開幕節・名古屋グランパス戦では出番がなかったものの、3日に開催された北海道コンサドーレ札幌戦では先発出場を果たしている。アビスパ福岡でのデビューを飾ったカウエは母国メディアのインタビューにおいて「フィジカル面でとても良い感じだったし、個人的には価値のある一戦だったよ。残念ながら負けてしまったけど、久々の日本での試合で個人的には良いプレーができたと思っている。我々は今シーズン掲げる目標にむかって進化を続けるよ」と確かな手ごたえを覗かせている。
なお、アビスパ福岡は6日にJ1リーグ第2節・清水エスパルス戦を控えている。今冬にブラジル人FWブルーノ・メンデスらを新たに迎え入れたアビスパ福岡だが、外国籍選手を多く抱えるチームでカウエは出場機会確保にむけてし烈な競争に挑む。
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