チェルシーのイングランド代表FWタミー・アブラハムは同クラブとの契約延長を行わない可能性が浮上しているようだ。24日、英紙『メトロ』が報じている。
2016年にチェルシーでトップチームデビューを果たし、複数クラブへのレンタル移籍を経験してきたアブラハム。今シーズンはチェルシーで公式戦30試合に出場し、チームトップの12ゴールを記録している。しかし、同選手はチェルシーとの契約延長に否定的な姿勢を示しているようだ。
現在、チェルシーとアブラハムの契約は2023年までとなっている。そのためチェルシーは同選手との契約延長に関する交渉を数カ月以内にも開始することが想定されるが、同選手はボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドのチェルシー加入び序列低下の可能性を考慮し、交渉を開始することを望んでいないようだ。
チェルシーは今夏の移籍市場で昨年に引き続き大型補強を敢行することが噂されている。その中でもトーマス・トゥヘル監督のトップターゲットはホランドとみられており、同選手の獲得に向けてポールポジションに位置しているとも報じられている。
はたして下部組織出身のアブラハムは今夏の大型補強によりチェルシーを退団することになってしまうのだろうか。
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