ラ・リーガ レアル・マドリード

レアルFWビニシウス、複数クラブとのコンタクトも残留を希望か…

ビニシウス・ジュニオール 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールは同クラブ残留を希望しているようだ。22日、『TNT Sports』のインタビューに応じている。

 今シーズン、ベルギー代表FWエデン・アザールの長期離脱などもありジネディーヌ・ジダン監督の下で多くの出場機会を得ているビニシウス。しかし、最近の試合ではその実力を発揮しきれず、昨年10月に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦ではフランス代表FWカリム・ベンゼマが同選手に対する不満を吐露する場面がオンエアされ、問題に発展していた。

 そんなビニシウスに対しては冬の移籍市場においてアーセナルやトッテナム・ホットスパー、リバプール、パリ・サンジェルマンがシーズン終了までのレンタル移籍での獲得に興味を示していたものの、合意には至らなかった。

 ビニシウスは記者からの今夏の移籍市場でレンタル移籍を望むかという質問に対して「望まないよ。僕はいつもレアルでプレーすることを望んでいる。最高の選手たちとプレーし、彼らから多くを学びたいんだ。僕はもう長い間プレーしてきたように思われるが、まだ20歳なんだ。キャリアはまだまだこれからだよ。僕はここにいる選手たちから多くを学んでいるんだ。ずっとレアルでプレーし続けたいよ」とコメント。クラブ残留の意思を示した。

 現在、レアルはPSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に興味を示しており、同選手の獲得に向けてビニシウスを売却する可能性も報じられている。はたしてビニシウスはこれからもレアルでプレーを続けることができるのだろうか。