ミランはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとの契約延長にむけた動きでさらなる問題を抱えているようだ。19日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ドンナルンマは、今季ここまで公式戦29試合でフル出場を果たしており、うち9試合でクリーンシートを達成するなど正守護神としてクラブの躍進に大きく貢献している。その一方で同選手はミランとの現行契約が今年6月に満了を迎えるものの、現時点で新契約締結の合意に達していない。
ミランはこれまで複数回にわたりドンナルンマの代理人を務めるミノ・ライオラ氏と交渉を行っているが、契約期間を巡って両者が対立している模様。クラブ首脳陣は年俸750万ユーロ(約9億5000万円)による5年契約を打診しているのに対して、選手サイドは契約期間を2年にするように求めている。
これに加えて、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はライオラ氏が新たに4000万ユーロ(約51億2000万円)による契約解除条項を盛り込むよう求めたと報じている。なお、年俸に関しては1000万ユーロ(約12億6000万円)まで引き上げることを求めていると伝えられており、ライオラ氏としてはより有利な条件を引き出すためにも様々な要求を行っているかもしれない。
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