明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸はケニア代表FWアユブ・ティンベ・マシカの獲得がほぼ確実になったようだ。18日、ケニアメディア『Opera News』が報じている。
現在28歳のアユブ・ティンベ・マシカは2012年にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のヘンクの下部組織からトップチーム昇格を果たした後、5シーズンにわたりベルギー国内でプレーし、2017年2月に中国スーパーリーグの北京人和に加わる。昨年1月にはEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディングに半年間のレンタル移籍により加入。しかし、公式戦でわずか6試合の出場にとどまり、レンタル期間終了後の昨年10月に北京人和を契約満了により退団しフリーの身となっていた。
同選手は身長170cmと小柄ながらも迫力のあるスピードやドリブルを最大の武器としており、左ウイングを本職としている。また、2012年10月にケニア代表に初招集されると、2019年にはFWマイケル・オルンガとともにアフリカネーションズカップに出場していた。
『Opera News』は年俸や契約期間こそ明記していないものの、アユブ・ティンベ・マシカのヴィッセル神戸加入が確実になったと報じており、近日中に公式発表が行われるものとみられる。なお、Jリーグでは柏レイソルに在籍していたオルンガが昨シーズンのJ1リーグ得点王とMVPに輝き成功を収めたことにより、今冬のマーケットで複数クラブがアフリカ人選手を獲得している。
コメントランキング