セリエA ローマ

ローマ、ELブラガ戦で勝利も不安抱える。守備陣に負傷者続出で…

パウロ・フォンセカ監督 写真提供:GettyImages

 ローマは21日に控えるセリエA第23節・ベネベント戦にむけて不安要素を抱えているようだ。18日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 ローマは18日にUEFAヨーロッパリーグのベスト32・SCブラガ戦1stレグに臨み2-0と勝利を飾っている。しかし、この一戦ではイタリア代表MFブライアン・クリスタンテが腰痛により開始からわずか7分後にピッチを離れると、後半開始早々にはブラジル人DFロジェール・イバニェスが右大腿筋を負傷して途中交代を余儀なくされている。

 両選手の離脱期間については現時点で明らかになっていないものの、ベネベント戦を欠場する可能性が高い模様。また、イバニェスの不在にくわえて元イングランド代表DFクリス・スモーリング、アルバニア代表DFマラシュ・クンブラ、DFダビデ・サントンが離脱中であるため、ベネベント戦で起用可能な本職のセンターバックがイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニとDFフェデリコ・ファシオのみとなっているようだ。

 周囲では3バックシステムを敷くパウロ・フォンセカ監督がDFレオナルド・スピナッツォーラやMFジョルダン・ベレトゥをディフェンスラインの一角に起用するという見方が広まっているが、果たして同監督はこの緊急事態にどのように対応するのだろうか。