明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンにUEFAチャンピオンズリーグ出場クラブが関心を寄せているようだ。18日、タイメディア『SMM SPORTS』が報じている。
チャナティップはタイ国内屈指の強豪クラブであるムアントン・ユナイテッドから2017年夏に1年半のレンタルにより北海道コンサドーレ札幌に加入。2018シーズンにはミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとで主力としてチームをJ1リーグ4位に導くと、翌2019年に札幌への完全移籍を果たしている。また、同選手は昨年11月のJ1リーグ第33節・FC東京戦で右ハムストリングを負傷すると一足早く治療のためタイに帰国していたが、1月21日に沖縄キャンプへ合流。現在はチームメイトとともに熊本県内でのトレニンーグキャンプに参加しており、開幕戦でのレギュラー奪取を狙っている。
チャナティップの去就を巡っては、昨夏にリーガ(スペイン1部)のエルチェが関心が寄せていると伝えられたほか、昨季終盤にはJ1リーグのトップレベルに位置するクラブも代理人を通じてオファーを提示したが、選手サイドは札幌残留の姿勢を貫いている。
ただ、チャナティップの父親は欧州の複数クラブが同選手の獲得にむけてコンタクトをとっており、UEFAヨーロッパリーグやUEFAチャンピオンズリーグ出場クラブも含まれていることを国内メディアに対して明かしたものの、具体的なクラブ名には言及していない模様。
また、『SMM SPORTS』はチャナティップを獲得する場合には少なくとも北海道コンサドーレ札幌に200万ユーロ(約2億5500万円)を支払う必要があると主張。ただ、札幌との契約期間は今シーズン終了後に満了を迎えるようだ。かねてから欧州挑戦を夢見ているチャナティップだが、北海道コンサドーレ札幌とともに勝負の1年を迎える。
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