明治安田生命J2リーグの京都サンガは17日、2019シーズンまで在籍していたDF増川隆洋の現役引退を公式発表している。
兵庫県出身の増川隆洋は大阪商業大学から2003年にアビスパ福岡へ入団。2005年からは名古屋グランパスに在籍すると、その後はヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌と渡り歩き、2018年に京都サンガへ加入。しかし移籍2年目はは公式戦にすることなく2019シーズン終了後に契約満了を告げられていた。
同選手は現役引退を決断したことについて「本日、私、増川隆洋は現役引退を発表させていただきます。昨年無所属になった後も現役続行の道を熟考しましたが、この場を借りてケジメを付けさせていただきます。些細なきっかけで始めたサッカーが、夢を育て、日々の活力となり、そして責任感を与えてくれました。プロになれるチャンスを与えてくれたアビスパ福岡をはじめ、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌、京都サンガF.C.の5クラブで17年間もプレーさせていただきました。どのクラブでも多くの方のサポートのおかげで充実した現役生活を送ることが出来ました」
「幼い時から私を支えてくれた友人や指導者の方々、各クラブでお世話になったクラブ関係者の皆様、監督、コーチ、チームメイト、スポンサー企業の方々、ファン、サポーターの皆様、私に関わってくれた全ての方々に感謝します。また、このような引退発表の場を与えてくださった京都サンガF.C.さまのご厚意に御礼申し上げます。そして最後に…どんな時もそばにいてくれた父、母、兄、妻、子どもたち、本当にありがとう」と現役生活において関わったすべてのクラブ関係者やサポーターに対して感謝のメッセージを送った。
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