エイバルに所属する日本代表MF乾貴士に中国行きの可能性が浮上しているようだ。15日、スペインメディア『Fichajes』が伝えている。
乾貴士は2011年夏にセレッソ大阪からVfLボーフムに完全移籍すると、その後アイントラハト・フランクフルト、エイバル、レアル・ベティス、デポルティーボ・アラベスと渡り歩き、2019年夏にエイバルへ復帰。今季はここまで公式戦20試合に先発出場するなど、主力としてチームを支えている。
同選手とエイバルの契約期間は2022年6月に満了を迎えるが、中国スーパーリーグの上海上港が年俸100万ユーロ(約1億2600万円)による3年契約で獲得オファーを提示した模様。これに対して、エイバルは必要不可欠な戦力である乾貴士を放出しない姿勢を見せているようだ。
なお、中国のクラブが日本人選手にオファーを提示した例としては、浦和レッズに所属している日本代表DF槙野智章が2016年に広州恒大からオファーを受け取ったものの、浦和レッズへの愛着を貫き残留している。ラ・リーガで充実した時期を過ごしている乾貴士だが、今後のキャリアをどのように描いているのか気になるところだ。
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