ラ・リーガ バルセロナ

バルサに昨夏加入のピアニッチが不満暴露「自分が思っていたよりも出場時間が多くないけど…」

ミラレム・ピアニッチ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチは出場機会が少ない現状に不満を抱いているようだ。14日、フランスメディア『テレフット』が伝えている。

 現在30歳のピアニッチは昨夏にブラジル代表MFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに完全移籍により加入している。ユベントスではマッシミリアーノ・アッレグリ監督やマウリツィオ・サッリ監督から絶対的なレギュラーとして信頼を寄せられていたが、所属クラブをかえて迎えた今季はここまで公式戦24試合に出場しているものの、リーグ戦で先発メンバーに名を連ねたのはわずか5試合となっている。

 ピアニッチ本人は『テレフット』のインタビューに応じた際、自身の現状について「自分が思っていたよりも出場時間が多くないけど、明確な理由が分からないね。僕はハードワークを続けているし、(僕の起用法について)リスペクトが欲しいね。僕自身の功績を残した上でこのクラブを離れたいと思っているよ」と語っており、ロナルド・クーマン監督に対する不満を覗かせている。

 なお、ピアニッチは16日に控えるUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16の1stレグ・パリ・サンジェルマン(PSG)戦にむけて「両クラブにとって簡単な試合ではないはずだ。我々にとってPSG相手に勝利することはとても重要だよ。PSGはリーグアン優勝がほぼ義務付けられている中でチャンピオンズリーグ制覇を本気で狙っている」と意気込みを語った。