バイエルン・ミュンヘンは10日、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが個人的な理由により戦列を離れることを公式発表している。
バイエルンは5日にブンデスリーガ第20節・ヘルタ・ベルリン戦を終えた後、クラブワールドカップの開催地であるカタールに到着。8日に行われた準決勝ではアフリカ王者のアル・アハリ相手に2得点をあげて勝利し、決勝進出を決めていた。
その中、カタール遠征に帯同していたボアテングの元恋人であるモデルのカシア・レンハルトさんが9日に自宅で死亡しているのが見つかっており、自殺という見方が広まっている。これを受けて同選手はクラブを率いるハンジ・フリック監督から許可を得た上で一足早く帰国することが決定。11日に開催予定の決勝・ティグレス戦の欠場が確実になった。
なお、ボアテングはカシア・レンハルトさんと1年以上にわたり交際を続けていたが、今年2月に破局していた。メンタル面で大きな問題を抱えることとなったボアテングだが、クラブとしてはフットボールに集中できるような状況になることを強く望んでいるはずだ。
コメントランキング