アタランタはウクライナ・プレミアリーグ(ウクライナ1部)の強豪シャフタール・ドネツクに在籍するウクライナ代表MFビクトル・コバレンコの獲得が確実になったようだ。28日、イタリア『トゥットメルカート』をはじめ複数メディアが報じている。
トップ下を本職とするコバレンコは2013年にシャフタール・ドネツクの下部組織からトップチームへの昇格を果たすと、2015/16シーズン以降はリーグ戦で20試合以上に出場するなどコンスタントに出場機会を得ているが、今季は負傷離脱もありここまで公式戦11試合の出場にとどまっているが4ゴールをあげている。シャフタール・ドネツクとコバレンコの契約期間は今夏に満了を迎えるが、選手サイドは契約延長に応じない姿勢を貫いているものとみられる。
一方、アタランタはジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との関係が悪化し昨年12月中旬以降は公式戦に出場していなかったアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスをセビージャに放出。同選手の後釜としてコバレンコの獲得に向かっていたが、シャフタール・ドネツクは移籍金が発生する今冬のマーケット期間において放出する決断を下したようだ。
なお、コバレンコは今週末にもイタリア入りするものとみられ、メディカルチェックを受けた後に正式にサインを交わす。直近数シーズンにわたり欧州の舞台で躍進を遂げているアタランタだが、同選手も好調にあるチームの流れに乗りたいところだ。
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