セビージャ、アタランタFWパプ・ゴメスの獲得を公式発表！移籍金は最大で10億円に

　セビージャは26日、アタランタからアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスを完全移籍により獲得したことを公式発表している。

　今季途中まで中心選手といてアタランタを支えていたアレハンドロ・ゴメスはジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との関係悪化により、昨年12月中旬以降は全体トレーニングに参加せず、公式戦でもベンチ外の状況が続いていた。同選手にはフィオレンティーナやローマなどイタリア国内の複数クラブが関心を寄せていたが、交渉に進展が見られなかったが、先週にセビージャ行きの可能性が浮上すると、セビージャのモンチSD（スポーツディレクター）が交渉を行っていることが事実であると認めていた。

　セビージャはアレハンドロ・ゴメスの獲得においてアタランタに移籍金550万ユーロ（約6億9000万円）+ボーナス250万ユーロ（約3億2000万円）を支払う。また、同選手とセビージャは2024年6月までの契約期間によりサインを交わした。

　なお、現在セビージャはリーグ戦で勝ち点36を獲得しており、首位アトレティコ・マドリードから11ポイント差の4位につけている。リーグ戦にくわえてUEFAチャンピオンズリーグやコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）も並行して戦うシーズン後半戦において、アレハンドロ・ゴメスはセビージャに多くの勝利をもたらすことだろう。