
レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマはオリンピック・リヨン復帰を視野に入れているようだ。26日、スペインメディア『スポルト』が報じている。
ベンゼマはリヨンの下部組織で頭角を現すと2005年にトップチーム昇格を果たし、プロ契約を締結する。その後、2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドやミランをはじめ多くのビッグクラブが関心を寄せる中、レアル・マドリードへ完全移籍。加入当初は先発での出場機会に恵まれなったものの、直近数シーズンにおいては前線で必要不可欠な存在となり、今季もここまで公式戦22試合で先発メンバーに名を連ねるなどジネディーヌ・ジダン監督から厚い信頼を寄せられている。
一方、ベンゼマとレアル・マドリードとの現行契約は2022年6月で満了を迎えるが、現時点では契約延長に向けた動きは見られない。また、同選手の元代理人が将来的なリヨン復帰をほのめかすコメントを残したことが大きな話題になっている。さらに周囲ではベンゼマ本人が現役引退間近ではなくトップレベルでのプレーが可能なうちに古巣リヨンに舞台を移すことを前向きに検討しているという見方が広まっているようだ。
なお、レアル・マドリードは新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い今季終了後に既存戦力の放出を行う可能性があるほか、ジネディーヌ・ジダン監督の解任が今でも噂されている。
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