中国スーパーリーグの上海上港に所属するイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィのローマ復帰がほぼ確実になっているようだ。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
エル・シャーラウィは昨夏、ローマから上海上港に移籍したものの、本人がヨーロッパ復帰を熱望。今年10月にパリ・サンジェルマン（PSG）やローマからの関心が伝えられたものの、交渉は破談。しかし、中国スーパーリーグで来年からサラリーキャップ制が突如として導入されたことに伴い、欧州復帰が現実味を帯びていた。
同選手と上海上港との契約期間は2022年6月まで残っているが、本人はローマへの復帰を決断。また、ローマは契約期間が2023年夏までの2年半、年俸350万ユーロ（約4億4000万円）によりエル・シャーラウィと契約を結ぶようだ。
なお、エル・シャーラウィはすでにイタリアへ戻っており、23日にもメディカルチェックを受けて問題がなければサインを交わすものとみられる。これまでセリエA通算139試合に出場し40ゴールと実績を残している同選手だが、イタリアで本来のパフォーマンスを発揮できるのだろうか。
コメントランキング