コッパ・イタリア・ラウンド16のASローマ対スペツィアが19日に行われたが、ASローマが選手交代における規定違反により試合結果が0-3に変更される可能性があるようだ。イギリス『スカイスポーツ』をはじめ複数メディアが報じている。
ローマが今季セリエA昇格組のスペツィアをホームに迎え入れての一戦では、キックオフからわずか15分間にスペツィアが2点を先行するものの、後半にローマが同点に追いつき延長戦に突入。ただ、スペツィアが延長後半に2度ネットを揺らし、2-4で試合終了となっていた。
ところがローマのパウロ・フォンセカ監督は後半までに4枚しか交代カードを使っていないにも関わらず、延長前半にGKパウ・ロペスの一発退場もありさらに2選手を交代させていることが波紋を呼んでいる。コッパ・イタリアでは後半までに5選手を交代させた場合のみ延長戦で6人目の交代カードを使うことができるが、この試合ではローマが後半終了までに4選手しか交代していないことから選手交代の回数を超過しているという声が周囲から上がっているようだ。
なお、ローマは昨年9月に行われたセリエA開幕節・エラス・ベローナ戦でもMFアマドゥ・ディアワラのトップチーム登録が正式に行われていないにも関わらず先発出場していたことから0-3の不敗戦扱いとなっている。今シーズン2度目となる規定違反を犯したこにに対して、指揮官やコーチ陣に対する不満の声が噴出するはずだ。
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