バルセロナのMFリキ・プッチは今冬のマーケットで移籍を考慮に入れていないようだ。18日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
バルセロナの下部組織出身であるリキ・プッチは2019年4月にラ・リーガでのデビューを飾ると、昨季はトップチームで公式戦12試合に出場するなど有望株としてクラブ内外から注目を集めていた。しかし、今季からチームを率いるロナルド・クーマン監督から構想外であることを告げられると、新指揮官のもとではここまで公式戦8試合の出場にとどまっている。
同選手の去就を巡っては、マンチェスター・シティやレアル・ベティス、ミランなど複数クラブが獲得に興味を示していると伝えられている。その中、プッチ本人は自身のインスタグラムアカウントを更新。バルセロナが17日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)決勝でアスレティック・ビルバオに敗れたことを受けて「タイトルを手に入れかけた中で敗れたことは厳しいものがある。今は立ち上がり、今シーズンで残されたコンペティションを最後まで戦い抜く時である。それがバルセロナである理由だ」と投稿しており、少なくともプッチが今季終了後までバルセロナにとどまるという見方が広まっているようだ。
ここまで厳しい戦いが続いており、クーマン監督や主力選手に対する批判の声が上がっている中、自らのプレーでチームの勝利に貢献する機会がプッチにやってくることはあるのだろうか。
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