レアル・マドリードはバイエルン・ミュンヘンに所属するオーストリア代表DFダビド・アラバを今夏にフリーで獲得することで個人合意に達したようだ。18日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同選手はこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もここまで公式戦20試合で先発メンバーに名を連ねている。一方、同選手とのクラブの現行契約は来夏に満了を迎えるが新契約締結への進展はなく、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は昨年10月までに新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したことにより今季終了後までの退団が確実になったことを明言していた。
フリーでの獲得にむけてチェルシーやレアル・マドリードをはじめ複数クラブがフリーでの獲得に向けて争奪戦を繰り広げる中、年明けにレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約でオファーを提示。選手サイドがこの巨額オファーを受け入れたことにより個人合意に達したようだ。
なお、レアル・マドリードは今夏に契約満了を迎えるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの契約延長交渉が停滞しており、同選手退団の可能性がささやかれている。
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