リザラズ:ブラジリアン柔術
かつてボルドー(1988-1996)やバイエルン・ミュンヘン(1997-2004、2005-2006)などでプレーした元フランス代表DFビセンテ・リザラズは、1998年ワールドカップや2000年ユーロで優勝を果たすも、サッカー選手として手に入れたタイトルのみでは満足しなかったようだ。
引退後リザラズはブラジリアン柔術(ブラジルの格闘技)に出会い、本格的にこの競技に夢中になると、2009年にリスボンで行われた大会で欧州王者に輝いた。
ブラジリアン柔術の他にはサーフィングも大好きで、素晴らしい腕前だと言われている。
ドゥデク:カーレース
フェイエノールト(1996-2001)リバプール(2001-2007)レアル・マドリード(2007-2011)などでプレーした元ポーランド代表GKイェジー・ドゥデクは、2010/11シーズンを最後にサッカー界を去った。
実はドゥデクは子供の頃からスポーツカーレースに興味があり、プロサッカー選手になる前にはゴーカートによく乗っていたという。引退後、サッカー界で経験したアドレナリンが恋しくなった彼は、カーレースに挑戦することを決意した。
母国ポーランドの24時間耐久レースに出場したほか、2014年からは東欧で開催される『Volkswagen Castrol Cup』で戦うパイロットとなった。
カニサレス:ラリー
マドリード(1994-1998)やバレンシア(1998-2008)などのゴールを守った元スペイン代表GKサンティアゴ・カニサレスも、ドゥデク同様、パイロットとして複数のカーレースに出場した。
カニサレスが引退後に選んだ自動車競技は、ドライバーとナビゲーターの2人が同乗して競うラリーである。同選手が運転した「ポルシェ911GT3」が2017年11月にバレンシア・コミュニティー・ラリー・チャンピオンシップで3位に輝くなどし、業界で話題となった。
なお、現在51歳になったカニサレスはラリーの世界も引退し、農場ライフを楽しみながら評論家として複数のスポーツ番組に出場している。
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