ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、ジエゴ・コスタの後釜にシメオネの息子を推す声が!ミリク獲得へ動くも

ジョバンニ・シメオネ 写真提供:Gettyimages

 アトレティコ・マドリードの多くのサポーターはスペイン代表FWジエゴ・コスタの後釜としてカリアリのアルゼンチン代表FWジョバンニ・シメオネの獲得を望んでいるようだ。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 アトレティコは昨年末にジエゴ・コスタが家庭の事情により退団したことから、今冬のマーケットで前線の選手層強化が優先課題となっている。アトレティコは同選手の後釜として今シーズン公式戦で出場のないポーランド代表FWアルカディウシュ ・ミリクの獲得にむけてナポリにオファーを提示したものの、ナポリは1500万ユーロ(約19億円)に満たなかったことからこれを却下している。

 その中、周囲では現在クラブを率いるディエゴ・シメオネの息子であるジョバンニ・シメオネの獲得を望む声があがっている。ジョバンニ・シメオネは2019年夏にフィオレンティーナからカリアリへ買い取り義務付き1年レンタルにより加わると、昨夏にカリアリへの完全移籍を果たし、今季はここまで10試合に先発出場して5ゴールをマークしている。

 なお、カリアリとの契約期間を2024年6月まで残しているジョバンニ・シメオネの獲得には2200万ユーロ(約28億円)を要するものとみられる。現在ラ・リーガで首位を走るアトレティコ・マドリードだが、タイトル獲得に向けて親子が共闘することはあるのだろうか。