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元ポーランド代表GKヤクブ・スウォビィクは2021シーズンもベガルタ仙台でプレーすることが決定したが、契約内容についてポーランドメディア『WP Sportowe Fakty』が5日に報じている。
スウォビィクは2008年にプロデビューして以降、ポーランド国内の複数クラブを渡り歩くと、2019年夏に日本代表GKシュミット・ダニエルの後釜としてベガルタ仙台に加入。自身のプロキャリアで初となる国外挑戦となった2019シーズンは正守護神として公式戦16試合でゴールマウスを守ると、2020シーズンは28試合に出場し、幾度となくビッグセーブを連発していた。
同選手の去就を巡っては、新型コロナウイルス感染拡大の影響もありベガルタ仙台が経営危機問題を抱えていることが判明したことにより、元バルセロナ所属のMFイサック・クエンカやモザンビーク代表DFシマオ・マテとともに外国人選手の引き留めは難しいという声が一部からあがっていたが、3選手とも残留が決まっている。
ただ、スウォビィクの契約期間についてポーランドメディアは2022年1月までの1年契約と報道。同選手のパフォーマンスやクラブの財政状況次第では2021シーズン終了後にフリーでの放出を避けられないかもしれない。
今季はJ2リーグ降格枠のないイレギュラーな中で全試合を消化したが、2021シーズンは4クラブがJ2へ降格するという非常に厳しいものとなる。手倉森誠監督を招へいしたベガルタ仙台は果たしてJ1リーグ残留を果たして、かつスウォビィクをクラブにとどめることができるのだろうか。
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