明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は5日午後、元ポーランド代表GKヤクブ・スウォビィクと2021シーズンの契約更新を行ったことを公式発表している。
ヤクブ・スウォビィクは2008年にプロデビューして以降、ポーランド国内の複数クラブを渡り歩き、2019年夏に日本代表GKシュミット・ダニエルの後釜としてベガルタ仙台に加入。2019シーズンは正守護神として公式戦16試合でゴールマウスを守ると、2020シーズンは28試合に出場し、幾度となくビッグセーブを連発していた。
またベガルタ仙台を巡っては、3億円規模の債務超過が2020年度の決算で見込まれるなど経営危機問題が表面化。一部からは外国人選手を中心に主力の引き留めが困難であると指摘する声も上がっていたが、クラブはMFイサック・クエンカやDFシマオ・マテにくわえてスウォビィクの引き留めにも成功した格好だ。
同選手は2021シーズンもベガルタ仙台のゴールを守ることについて「いつも応援、サポートありがとうございます。引き続き、ベガルタ仙台のユニフォームを着てプレーできることをうれしく思っています。今シーズンは良い1年にできることを信じています。ともに戦いましょう。ユアスタでまたみなさんにお会いできることを楽しみにしています。今年も熱い応援をよろしくお願いいたします」とコメントを残している。
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