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セレッソ大阪を率いたロティーナ、来年もJ1リーグで指揮か!次なるクラブは…

東京V指揮時のミゲル・アンヘル・ロティーナ 写真提供: Gettyimages

 今季をもって明治安田生命J1リーグに所属するセレッソ大阪の監督を退任したミゲル・アンヘル・ロティーナ氏が、来季から清水エスパルスを指揮するかもしれない。19日、スペインメディア『Migrantes del Balón』が報じている。

 かつてセルタ・デ・ビーゴやレアル・ソシエダなどスペイン国内のクラブで監督を務めていたロティーナ氏は、2017シーズンからJ2リーグの東京ヴェルディを率いると、就任1年目で5位に食い込みJ1昇格プレーオフに出場。2018シーズンは6位でシーズンを終えると、J1参入プレーオフでジュビロ磐田との入れ替え戦まで駒を進めたものの、同クラブとの一発勝負で敗れ、惜しくも昇格を逃した。

 そして同氏は翌年からセレッソ大阪で指揮を執ると、緻密な守備組織の構築に成功。昨季を5位で終えると、今季はシーズン終盤まで来季AFCチャンピオンズリーグ出場権争いを演じると、19日に行われた最終節・鹿島アントラーズで勝ち点1を獲得し4位でフィニッシュしていた。

 一方、ロティーナ氏の次なる行き先として有力視されている清水エスパルスは、リーグ戦で開幕節から5連敗とシーズン序盤から黒星が先行。その後も2度にわたり大型連敗を喫すると、11月にピーター・クラモフスキー監督との契約を解除。その後、平岡宏章氏が今季最終戦までチームを率いていた。

 多くのセレッソ大阪サポーターがロティーナからの監督交代を決断したクラブ首脳陣に対して懐疑的な視線を向ける中、果たして同監督が来年もJリーグの舞台で指揮することはあるのだろうか。